(前回のつづき)

去年の10kmマラソンも辛かったですが、
その倍の距離ともなれば辛い波は次々とやってきます。

そんな辛い時期を乗り越える術をわたしは事前にいくつか
用意しておきました。

1. 景色を楽しむ

これは一緒に参加した義理兄に言われたのですが
意識して初めて走る街や景色を見るようにしました。
静岡のマラソン大会だったので富士山が最高だったし
時々変わったお店の名前を発見したら心の中で突っ込んだりして
気を紛らわせました。

2. 思い出し笑いをする

ありがたいことに最近おもしろ事件が身の回りでよく
起きてくれたので、思い出し笑いをするネタがたくさんありました。
本当にニヤニヤ笑ってしまうので、応援してくれる人が
あまりいない時にこの技を使うようにしないとあぶない人です。

3. 24時間テレビで113km走ったエドはるみさんのことを思い出す

24時間テレビで113km完走したエドはるみさんがスタート時に
涙声で「諦めないで挑戦し続ければいくつになっても
夢は叶うんだということを見てもらいたい」
といったような内容を宣誓したのがすごく感動的でした。

これを思い出すとマラソンパワーに火がつきます。
感動して涙も出ます。

4. 一緒に走っているランナーの中に面白い人をさがす

これが一番効果があったような気がします。
少数ですが、仮装している人もいましたし、背中に名言が
書かれている人もいました。

ちなみに、今回のマラソンで気に入った名言Best3は・・・

Best3 『負けへんで』
赤いTシャツに黒い筆文字で大きくプリントされていました。
女の子だったのでなおのこと良かった!

Best2 『外人だ』
もちろん着ている人は外人でした。
(だから?)とか心の中で突っ込んだりして遊べます。

Best1 『子どもは"宝"』
よれよれのTシャツに手書きでデカデカと書かれてありました。
60代くらいのお父さんで、マラソンファッション的には
私以上に素人臭が漂っていましたが、意外に走るのは速い!

これらの技を駆使して辛さを紛らわしましたが
残り3kmくらいが辛さピークでいよいよ無の境地に突入!