子供の頃の欲求のひとつに『押しちゃいけないボタンを押す』
というものがありました。

正確に言うと "押しちゃいけない" わけじゃありません。

学校の廊下にある火事の時の警報ボタンや、
エレベーターの中にある緊急時に押すボタン、
公衆電話についている110番につながるボタンなどなど。

緊急事態でもないのに押しちゃいけないことはわかってる。

けど押しちゃいけないと思えば思うほど、、、
すんごく押してみたいっっっ!!

魅惑のボタンの上に恐る恐る指をのっけてギリギリの力で
鳴らない程度に押す度胸試し?的なことをよくやりました。


そんな魅惑の押しちゃいけないボタンをとうとう昨日押しちゃいました!!

もちろん誘惑に負けて好奇心で押したわけでも
逆に本当に緊急事態だったわけでもないんです。

公園の公衆トイレの個室の中で、
流すボタンと間違えて押しちゃったんです!!

公園とも限りませんが、最近トイレの個室の中でよく目にしませんか?
緊急ボタン。
もちろん今まで1度も間違って押したことはありません。
『緊急用ボタン』ということがひとめ見てわかるから。

けれども今回のトイレのボタンは違いました。
間違えて押しちゃう要素がそれはもう盛りだくさん。

①緊急ボタンにも関わらず、ボタンそのものには普通に『押す』と書いてある。
 そう。確かに押すだけど、この場合は
 『緊急』とか『呼出』とかの方がよくない!?

②後から冷静になって見てみたら緊急ボタンの上に、
 これは緊急ボタンだよという張り紙はあった。
 けれども、ボタンからはやや離れた上に貼ってあってちっとも目立ってないよ!
 「トイレ行為」→「流す」という一連の作業を考え事をしながら
 無意識に行っている私の目にはまったく目に入らなかったなー。。。

③本当のトイレ流すボタンと一見まったく同じに見える。
 ボタンの色、形はほぼ一緒。

④な、なんと緊急ボタンとトイレの流すボタンは並んで壁についていて
 しかも緊急ボタンの方が便器に近い。

利用頻度の高い"流す"ことより、"緊急"なんだから便器に近いんだ!
という理由ならば、じゃあなぜひと目見て緊急ボタンとわかるような
デザインにしないんだーっ!!
共通認識の『危険=赤』で赤いボタンにするとか、
ボタンには『緊急』とか、『!』って入れるとか!

間違えて押してしまった自分の過ちは棚にあげて
これらの緊急ボタン側の不備に対しての怒りを、
その時一緒にいた連れにぶつけました。

だって鼻歌まじりに『流すボタン』を押したつもりが
いきなり個室でけたたましくサイレンが鳴り響くもんだから
救助を呼ぶはずの緊急ボタンで、逆に私は心臓発作で
ぶっ倒れるかと思いました。

その時の驚き&恐怖が後からじわじわと怒りに変わってしまったわけです。

子供の頃、あんなに押してみたかったボタンを
こんな形で押す日がくるとは夢にも思わなかったなぁ。。。