左手の薬指のてっぺん部分に水ぶくれができました。

いたいー

でもこれを見るとなんだかかっこ良くて嬉しいんです。

というのも三味線を弾いてできた『練習の証し』だからです。


津軽三味線では左手の薬指を素早く動かして
弦を何度も指ではじく奏法があります。

何度も何度もナイロンの弦をはじくので
薬指のてっぺんは皮が何度もむけ変わって固くなっています。

そうして固くなってくると、弦を強く何度もはじいても
痛くなくなります。

練習をコンスタントに行っていると薬指のてっぺんは
皮が固くなっているのですが、さぼるとすぐ元に戻ります。

ちなみに、、、先週は練習をさぼりがちだったため、
薬指は通常の状態に戻っていました。

そこへ久々の練習でハッスルしてジャンジャンやったのですが
なぜか指が柔らかいのに、強くはじいても痛くなかったので
調子に乗って強くはじいていたら、、、

結果、水ぶくれ。


これを練習の証しと胸を張っていいものか疑問ですが。

でもやっぱり水ぶくれができたり、皮が固くなったりという
地味な体の変化はなんだか嬉しいんです。
うまくなっていくような錯覚がするからです。

指に水ぶくれなんて小学校の時に夢中になってやった鉄棒の練習以来かも。

そういえばそんな小学生くらいだった頃に、オリンピック背泳ぎ
金メダリストの鈴木大地選手の手をテレビで見たのですが、
なんと指と指の間に水かきのようなものができていて、
ものすごくビックリしたことをよく覚えています。

人間頑張ると水かきまでできるんですね。


この話しの流れだとまるで自分の水ぶくれやら
皮が少し固くなったくらいのことを鈴木大地選手の水かきと
同じ類にしてしまいそうなノリですが、いくらなんでもそんな
ずうずうしいことは言えません。

というか今回の私の水ぶくれは、頑張った"練習の証し"というより
むしろ『練習をさぼった証し』と言うべきだった・・・?