アラサーともなると『はじめて』の経験は大事です。
昨日は、はじめての銭湯に行きました。
まず共有のお風呂に入ってすることといえば
シャワーでイスを洗います。
そこでいつも通り、シャワーを手にとろうとすると、、、
と、とれない!!
壁に設置されているシャワーが外れないんです。
ものすごい力を入れて引っ張ってみたり
ネジ式でついているのかと思って
シャワーをくるくる回そうとしてみたり
でもまったく取れないシャワーに頭にきて
これ、壊れてるんだ。。。と思い、
場所を変えようと辺りを見回すと、誰ひとりとして
シャワーを手にとって使ってる人がいない・・・!
そこでやっと、これは壁固定のシャワーなんだと認識しました。
そうか、固定シャワーか。
と、動かないことがわかっても
恥ずかしながら、壁固定のシャワーをどう扱えばよいのかわからない。。。
海外で固定シャワーに会ったことはあるけど
あれはユースホテルのひとりシャワーだったからいい。
あの時は立ったまま浴びるスタイルだったから、映画のように
シャワーを後頭部に浴びながら頭や体を洗ったっけ。
でも、今は日本スタイルのお風呂なので
まさかシャワーを後頭部に受けながら、みなさんの方を見て
頭を洗うわけにはいかないよね。。。
私は髪の毛が長いし、下を向いて洗うのにも慣れていない。
鏡ごしに銭湯内部を覗ってみても、ちょうどみなさん固定シャワーを
使用せずに身体を洗っていたりして、参考になる人がいない。
うーーーん。。。
!
髪の毛洗うのやーめたっ
家帰って洗おう!
と思い髪の毛が濡れないようにお団子に結んでいたところへ
私のお隣に人が座りました。
お隣さんはやけに自分の固定シャワーに近い位置に座っています。
いや、近いというよりシャワーの真下に入りこんでいて
シャワーが頭頂部から背中にかけてあたる位置に座っています。
そういうことか!
私もお隣さんを見習って、固定シャワーに限りなく近づき
うまいこと顔を正面にあげたまま髪の毛を洗うことに成功しました。
その後も自分をシャワーにあわせて、流したい所があたるように
固定シャワーの下で右に回転したり、左に回転したり、忙しい忙しい。
やっと固定シャワーから解放された後は、湯船につかってのーんびり。
そういや銭湯と言えば富士山の壁画だよねー
と壁に目をやるとそこには、、、
男風呂から女風呂の壁までぜーんぶ使って
でかでかとレインボーブリッジが描かれていました。
シャワーは固定なのに、壁画はけっこう今時だなぁ。。。
